運動会はスマホで十分な理由は?デメリットとビデオカメラがいい?

生活

子どもの大切な思い出を残したい運動会。

かつてはビデオカメラや一眼レフを準備して臨むのが定番でしたが、最近は「スマホで十分」と考える保護者が増えています。

  • 運動会がスマホで十分な理由
  • 運動会をスマホで撮影するデメリット
  • 運動会はビデオカメラのほうがいいという意見

これらについてまとめていきます。

スマホのカメラ機能はどんどん向上しているので、ビデオカメラの性能にも近づいてきています。

実際はどちらのほうがいいのでしょうか?

運動会はスマホで十分な理由

まずは運動会はスマホで十分と言われる理由から考えていきましょう。

スマホのカメラ性能が大幅に向上している

昔は「子どもの運動会は絶対にビデオカメラで撮らなきゃ」というのが当たり前でしたが、最近は事情が変わってきています。

最新のスマホは高性能カメラを搭載し、4Kや60fpsといった滑らかな映像を撮影できる機種も珍しくありません。

手ぶれ補正や自動で明るさを調整してくれるAI機能も優秀なので、徒競走のように子どもが走っているシーンもきれいに記録できます。

ダンスや組体操も広角レンズでしっかり収められるため、もはや「ビデオカメラがないと撮れない」という時代ではなくなっています。

持ち運びが圧倒的に楽

運動会はお弁当やレジャーシート、水筒、日傘など、とにかく荷物が多い一日です。

そのうえ大きなビデオカメラや三脚を持っていくとなると、親にとってはかなりの負担になります。

その点スマホならポケットに入れて持ち運べる軽さと、どこでもすぐ取り出せる手軽さが魅力です。

重いカメラを肩から下げて移動する必要がないので、競技の合間に子どもと遊んだり応援したりする余裕も生まれます。

編集と共有が簡単

スマホで撮影した動画や写真はその場でチェックできるだけでなく、アプリで加工や編集もすぐにできます。

終わった直後にLINEで祖父母に送ったり、SNSにアップしたりと共有がスピーディーなのも大きな強みです。

ビデオカメラだとPCに取り込んで編集する手間がかかりますが、スマホなら一台で撮影から編集、共有まで完結します。

撮影環境に柔軟に対応できる

スマホは「とっさの対応」に強い機材です。ズームしたいときもワンタッチ、縦撮りから横撮りに切り替えたいときもすぐに対応できます。

最近のスマホは望遠レンズや超広角レンズを搭載している機種も多く、リレーの走る姿を遠くから追いかけたり、ダンス全体を広く撮影したりと、シーンに合わせて柔軟に対応できるのが魅力です。

周りの観戦や応援を妨げない

運動会で意外に多いのが「撮影マナーをめぐるトラブル」です。

ビデオカメラに三脚を立ててしまうと、後ろの人の視界を遮ってしまうことがあります。

その点スマホなら手持ちで撮影でき、立ち上がらなくても十分に映像が残せるため、周囲への迷惑をかけにくいのです。

気持ちよく観戦できる環境を作るうえでも、スマホ撮影は大きなメリットがあります。

ビデオカメラに比べて圧倒的にコスパがいい

ビデオカメラを新しく購入しようとすると、数万円から高いもので10万円を超える場合もあります。

ところがスマホはすでに誰もが持っているアイテムで、買い足す必要がありません。

「運動会のためだけに高価なカメラを買う必要はない」と考える家庭が増えているのはこのためです。

しかもスマホは普段使いでも大活躍するので、コスパの面では圧倒的に有利です。

運動会をスマホで撮影するデメリット

今度は運動会をスマホで撮影するデメリットについて考えていきたいと思います。

ズーム性能の限界

スマホにもズーム機能はありますが、基本的にはデジタルズーム中心です。

校庭の後方から撮影するとどうしても画質が荒くなり、子どもの顔や表情がぼやけてしまうことが多いです。

最新のスマホには望遠レンズが搭載されているものもありますが、やはりビデオカメラの光学ズームにはかないません。

後ろの席からアップで撮りたい人には大きな不満点になります。

バッテリーの消耗が激しい

運動会は午前から午後まで長丁場です。

動画撮影を続けているとスマホのバッテリーは想像以上のスピードで減っていきます。

モバイルバッテリーを持っていても、炎天下での発熱やバッテリー寿命の短さが影響して「思ったよりも充電できなかった」というケースもあります。

大事なリレーやダンスの場面で電源が落ちてしまうのは非常に残念です。

容量不足になりやすい

高画質で撮影すると、ほんの数分で数GBの容量を消費します。

途中で「保存できません」と表示され、撮影が止まってしまうこともよくあります。

特に普段からアプリや写真でストレージが圧迫されているスマホだと要注意です。

事前にデータ整理をしておく必要がありますが、忙しい保護者にとっては手間に感じることもあるでしょう。

動きの速い被写体に弱い

リレーや徒競走のように速く動く競技では、スマホはピントが追いつかずブレやすいです。

動画を見返したら全体的にピンボケだったという残念な経験をする人も少なくありません。

動きの激しいシーンを鮮明に残すにはやはり専用機材に分があります。

発熱や強制停止のリスク

真夏の校庭や炎天下で長時間録画をすると、スマホ本体が熱を持ってしまいます。

「高温のためカメラを終了します」と表示されて強制停止するケースもあります。

運動会のように暑い季節のイベントでは特に注意が必要です。

通知や着信で邪魔される

撮影に集中しているときにLINEや電話が入ると、録画が中断されることがあります。

機内モードにすれば防げますが、その場合は緊急時の連絡が取れないという不安もあります。

「ここぞという場面で通知が入って映像が途切れた」という失敗談もよく聞かれます。

視認性の悪さ

晴れた日の校庭では、スマホ画面が反射してとても見づらくなります。

撮影しているつもりが子どもがフレームから外れていたということも起こりやすいのです。

専用のファインダーがあるビデオカメラと比べると、この点もスマホの弱点と言えます。

運動会はビデオカメラのほうがいいという意見

今度は運動会はビデオカメラのほうがいいという意見について考えていきましょう。

高額ズームが強力で遠くからでも撮れる

ビデオカメラの最大の強みは光学ズームの性能です。

後方の席からでも子どもの表情や細かい動きまでクリアに撮影できます。

スマホのデジタルズームでは画質が粗くなりますが、ビデオカメラなら遠くからでも鮮明な映像が残せます。

長時間撮影に向いている

ビデオカメラは長時間の撮影を前提に作られているため、午前から午後まで通しで撮影しても安心です。

予備バッテリーや大容量のメモリーカードを用意すれば、ほぼ一日中撮影することが可能です。

発熱による強制停止も少なく、安定感があります。

動きの速い被写体に強い

オートフォーカスや手ぶれ補正の精度が高く、リレーやダンスといった動きの速いシーンでも滑らかで鮮明な映像を残せます。

動きの表現力ではやはりビデオカメラに軍配が上がるでしょう。

撮影に専念できる

スマホだと通知や容量不足、着信など余計な心配が常につきまといます。

しかしビデオカメラは撮影専用の機材です。

「子どもの姿を残すことだけに集中できる安心感」があるため、気持ちよく撮影に臨めます。

大画面で楽しむときに有利

ビデオカメラで撮った映像は、テレビやプロジェクターに映しても高画質で見やすいです。

家族や親戚が集まったときに大画面で観ても満足感が高いのが魅力です。

スマホの映像は普段の閲覧には十分でも、大画面だと粗さが気になることがあります。

運動会はスマホで十分な理由は?のまとめ

今回の記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • スマホでの撮影は使い勝手がよく、周囲の妨げにもならない
  • スマホは長時間の撮影やピントやズームに限界がある
  • ビデオカメラは費用が掛かるが撮影性能はスマホより上

運動会の撮影は、今やスマホだけでも十分に対応できる時代になりました。

高画質な動画や写真が撮れるだけでなく、その場で家族や友人に共有できる手軽さは大きな魅力です。

もちろんバッテリーの消耗やデータ容量には注意が必要ですが、工夫によってはスマホでも十分対応可能です。

スマホを上手に活用しながら、子どもの輝く瞬間を思い出として残していきましょう。

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