子どもの成長を実感できる運動会は、家族にとって特別な一日です。
保護者は場所取りに精を出しますが、トラブルにつながることもしばしばです。
- 運動会の場所取りでトラブルになる理由
- 運動会の場所取りはどこがいい?
- 運動会の場所取りで必要なものは?
これらについて考えていきましょう。
大切なのは子どもを主役にすることなのに、大人同士の衝突で雰囲気が悪くなってしまっては本末転倒です。
なにがトラブルの原因になりうるのかしっかり把握して備えておきましょう。
運動会の場所取りでトラブルになる理由

まずは運動会の場所取りでトラブルになる理由から考えていきましょう。
トラブル①公平性をめぐる不満
運動会の場所取りで一番多いのが「公平性」にまつわるトラブルです。
本来、学校側が定めた開門時間やシートを敷いてよい時刻を守るのがルールですが、中には前日からシートを置いたり、早朝に忍び込んで場所を確保したりする人がいます。
そのような行為を目にすると、きちんとルールを守って並んでいた保護者にとっては不満が募りやすく、「ずるい」「不公平だ」という気持ちが強くなるのです。
特に運動会はわが子の成長を応援できる特別な行事なので、保護者の期待も大きく、ルール違反に対する反感は非常に強く表れます。
トラブル②スペースの占有問題
次に多いのが「場所を取りすぎる」ことによるトラブルです。
限られたスペースの中で、大きすぎるレジャーシートを広げたり、荷物を周囲に散らしたりすると、それだけで周囲の保護者からの反感を買ってしまいます。
まだ人が来ていないうちは余裕に見えても、開会が近づくにつれて校庭は保護者でいっぱいになります。
そのときに一部の家庭が広々と場所を確保していると「非常識だ」と感じられやすく、最悪の場合は直接注意を受けて気まずい雰囲気になることもあります。
トラブル③親族や友人を呼んでの大人数観戦
子どもの晴れ舞台を祖父母や親戚、さらには友人も呼んで大勢で応援する家庭も少なくありません。
もちろん応援する気持ちは素敵なことですが、大人数で観戦するとその分広いスペースが必要になります。
そのため周囲の人から「大人数だからといって場所を取りすぎではないか」と思われてしまうのです。
実際に「親戚を呼ぶのはいいけど、せめて観覧スペースは節度を持ってほしい」という声はよく耳にします。
トラブル④シートや荷物の放置
場所を確保したあと、その場を長時間離れてしまうのもトラブルの原因です。
シートだけが放置されていると「本当にここを使うの?」と疑問に思う人が出てきます。
場合によっては勝手にシートをずらされたり、荷物を動かされたりすることもあります。
そうなると当然持ち主は怒りますし、動かした側も正義感から行動していることが多いため、衝突が起きやすいのです。
やはり最低限、誰か一人はその場に残っておくのがマナーといえるでしょう。
トラブル⑤写真やビデオ撮影の視界争い
運動会ではわが子の頑張る姿を記録に残したいと考える人が多く、カメラやビデオを持ち込むのは一般的です。
ただし、撮影の仕方が周囲への配慮を欠くとトラブルのもとになります。
前列で三脚を高く立ててしまう、立ち上がって長時間撮影を続けるといった行為は、後ろの人の視界を完全に遮ってしまいます。
特にリレーや組体操など人気の競技では後ろから「見えない」と不満が出やすく、苦情や口論に発展するケースも少なくありません。
トラブル⑥暑さ対策のテント、タープ
近年は熱中症対策としてテントやタープを持ち込む家庭も増えました。
確かに直射日光を避けられるメリットは大きいですが、大型のテントは周囲の視界を遮ってしまうことがあり、後ろに座る人からすると「全く見えない」と不満が出ます。
また風通しを悪くする場合もあるため、トラブルに直結しやすいのです。
学校によっては禁止されていたり、専用エリアのみ使用可能としている場合もあるので、事前確認は必須といえるでしょう。
運動会の場所取りはどこがいい?

次は運動会の場所取りにおすすめの場所をピックアップしていきます。
トラック正面や中央付近
最も人気が高いのはトラックの正面や中央付近です。
徒競走やリレー、玉入れなど多くの競技を一番見やすい位置で観戦できるため、早い段階で埋まってしまいます。
写真や動画を撮るにも絶好の位置であり、保護者同士の競争が激しいのもこのエリアです。
スタートやゴール付近
迫力のある瞬間を見たい、写真に収めたいという人にはスタートやゴール付近が人気です。
特にゴール前は子どもの全力の表情が撮れるため、カメラを持った保護者が集まりやすい場所です。
ダンスや演技が行われる中央ステージ前
低学年のダンスや高学年の組体操などの演技を正面から楽しみたいなら、中央ステージの前が理想です。
子どもの表情や演技全体を見渡せるので、応援にも力が入ります。
競技ごとに場所を移動するのが難しい場合は、この位置を押さえておくと安心です。
日陰のあるエリアや木陰
長時間の観戦では快適さも大切です。特に真夏日や秋でも日差しが強い日は、木陰や校舎の影になる場所が人気です。
小さな子どもや高齢の祖父母と一緒に観戦する家庭にとっては、安全で快適に過ごせる場所として重宝されます。
後方のテントエリア(持ち込み可能な場合)
学校によっては後方にテントやタープ専用のエリアを設けているところがあります。
視界は前列より劣りますが、日差しを避けられて快適に過ごせるのがメリットです。
望遠カメラや双眼鏡を持ち込めば、後方からでも十分に観戦を楽しむことができます。
入退場門の近く
穴場として人気なのが入退場門付近です。
子どもが入場や退場の際に一瞬立ち止まることも多く、そこで写真を撮ったり手を振ったりできるのが魅力です。
競技自体は少し見えにくいものの、思い出に残るシーンを間近で見られる場所でもあります。
運動会の場所取りで必要なものは?

運動会の場所取りで必要なものを考えていきましょう。
基本的に必要なもの
まずは必須アイテムから考えていきましょう。
レジャーシート
必須アイテムの筆頭はやはりレジャーシートです。
家族の人数に合った大きさを選び、防水やアルミ加工がされているものを用意すると快適さがぐっと増します。
小さな子がいる家庭は厚手タイプを選ぶとお尻や腰が痛くなりにくくおすすめです。
荷物や固定用の重し
校庭は風が強いことも多く、シートが飛ばされると大変です。
カバンや水筒を重し代わりに置くのも有効ですが、ピクニック用のペグや重石を用意しておくと安心感があります。
折りたたみいすや小型チェア
長時間座っていると腰や足がつらくなるため、折りたたみイスは便利です。
特に祖父母が観戦する場合は必須アイテムといえるでしょう。
暑さと日差し対策
次は暑さと日差し対策です。
日傘や帽子
日差しを避けるための基本アイテムです。
特に運動会は午前から午後まで屋外にいるため、熱中症対策としても必ず持っていきたいものです。
ポップアップテントやタープ(可能な場合)
学校によっては使用可能な場合もあります。
持ち込めるのであれば日陰を作る大きな助けになりますが、ルールをしっかり守ることが大切です。
クーラーボックス
冷たい飲み物やお弁当を保存するための必需品です。
氷や保冷剤を入れておけば暑い日でも安心して食事ができます。
快適さをアップさせるもの
次に快適に運動会を観るために必要なものを考えていきます。
体を冷却できるグッズ
ハンディファンや冷却タオルなどの冷却グッズはあると大変便利です。
特に最近は子どもだけでなく大人の熱中症予防としても必須になっています。
敷きパッドや座布団
長時間座り続けると腰やお尻に負担がかかるため、厚めのパッドや座布団があると快適に過ごせます。
子ども用に小さなクッションを用意しても良いでしょう。
ゴミ袋
観戦中に出るゴミをまとめるのはもちろん、靴を入れたり濡れたタオルを持ち帰ったりと多用途に使えます。
数枚用意しておくと何かと重宝します。
運動会の場所取りでトラブルになる理由は?のまとめ
こちらの記事の内容をまとめていくと以下のようになります。
- スペースの取りすぎや撮影マナーの欠如などがトラブルにつながる
- 撮影重視なら中央付近、快適さ重視なら木陰や後方がおすすめ
- レジャーシートや日差し対策、クーラーボックスなどは必須
運動会の場所取りは、子どもを良い位置で応援したいという気持ちからどうしても熱が入ってしまい、トラブルが起きやすい場面です。
しかし学校側のルールをきちんと把握して譲り合いの精神を持つことで、トラブルを未然に防げます。
運動会は子どもにとって一生の思い出になる大切なイベントですから、保護者同士が気持ちよく応援できる環境をつくり、笑顔で一日を楽しむことを心がけたいですね。
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