毎日の食事に欠かせない炊飯器ですが、あるとき壁や天井版が劣化したりカビが生えていた経験ありませんか?
蒸気は軽く見がちですが、何の対策もないと厄介なことになります。
- 炊飯器の蒸気対策は何ができる?
- 炊飯器の蒸気対策は珪藻土がおすすめ!
- 炊飯器の蒸気対策ができるグッズを紹介!
炊飯器の蒸気の悩みは主婦の中でもかなり多いものです。
しっかり対策をして悩みを解決していきましょう。
炊飯器の蒸気の対策は何がある?

蒸気は一見何てことなさそうなイメージですが、確実に壁などにダメージを与えていきます。
簡単な対策方法からご紹介していきます。
炊飯器の設置場所を工夫する
まず最初に炊飯器の設置場所を見直していきましょう。
壁から十分に離して設置する
炊飯器を置くときに壁際にくっつけて設置していませんか?
この置き方は壁紙や木材に対して大きなダメージを与えてしまいます。
炊飯器から放出されつ蒸気によって、壁の結露やカビの原因になってしまいます。
また壁が劣化してはがれてきたり、寿命を縮める原因になってしまいます。
理想としては壁から10~15センチほど離しておくことで、壁に対するダメージを軽減できます。
窓際や換気扇の下で炊飯する
設置スペースを選ぶ空間的な余裕があれば窓際や換気扇の下に置きましょう。
蒸気がすぐに外に逃げるので室内に蒸気がこもることがありません。
棚の中に炊飯器を置いていたんだけど蒸気が天井版にあたって劣化してしまった人いませんか?
設置場所を工夫するという簡単な手間でも蒸気の悩みが解決するかもしれません。
換気を意識する
炊飯中は換気扇を回す
既にやっている人も多いかもしれませんが、炊飯中は換気扇をつけておきましょy。
特に梅雨などの湿気がこもりやすい時期は必須の対策になります。
炊飯器のスイッチを入れると同時に換気扇を回すことも習慣化しておきましょう。
特に新しく何かを購入したりする必要もありません。
換気を積極的にして湿気を外に逃がしましょう。
小型のサーキュレーターで蒸気を散らす
どうしても換気扇の近くには炊飯器を設置できない人もいるでしょう。
その場合は小型のサーキュレーターなどで風の流れを作っていきましょう。
炊飯器の蒸気は室内の決まった場所に集まりやすいので、部屋全体に拡散しましょう。
壁の結露や劣化もかなり減ってくると思います。
炊飯器を蒸気レスに変える
これはもはや最終手段になってきますが、炊飯器を蒸気レスのモデルに変えるというのも手です。
「どうやっても置き場所が悪い」「蒸気の対策に時間を使いたくない」という方は炊飯器自体を変えてしまいましょう。
最近では蒸気を内部で吸収して排出量を抑える蒸気レス炊飯器があります。
価格は高くなってしまいますが、壁や天井板のダメージを大きく減らせると考えればアリだと思います。
特に小さいお子様がいるご家庭や、仕事で多忙な人にはありがたい存在になるでしょう。
ただしこのタイプの炊飯器は内部の手入れが複雑で手間がかかるものもあるため、そこは購入前によく確認しましょう。
炊飯器の蒸気対策は珪藻土がおすすめ!

炊飯器の蒸気対策として珪藻土は外せません。
こちらの取り入れ方について詳しく解説していきます。
炊飯器の下を珪藻土トレーで保護する
まずは炊飯器の下を珪藻土のトレーで保護しましょう。
蒸気が落ちてくることで棚板が劣化してしまうことを防ぐ効果があります。
珪藻土が水分を素早く吸収してくれるのでカビなども防いでくれます。
一度設置することでメンテナンスなどの手間を省くことができます。
炊飯器の壁側を珪藻土ボードやパネルで保護する
次にやるべきは壁側の保護になります。
壁紙がカビが生えてきたり、はがれてきたりと何かと悩まされる部分ですよね。
珪藻土のボードやパネルを設置することでダメージを軽減することができます。
蒸気を珪藻土がしっかり吸い取って再び空気中に放出する効果があります。
珪藻土のグッズは自然なデザインが多く、インテリアになじませやすいものが多いのも利点です。
珪藻土アイテムを使う際の注意点
珪藻土は何かと便利で使い勝手のいいものですが、注意点もあります。
ずっと使いっぱなしだと効果が落ちてくる弱点があります。
吸湿力が落ちてきたと感じるタイミングで、天日干しなどを行って乾燥させましょう。
このメンテナンスを行うことで吸湿力が復活します。
また珪藻土トレーは薄いものは衝撃に弱いです。
炊飯器の下に敷いても問題のない厚みや強度のあるものを選びましょう。
炊飯器の蒸気対策ができるグッズは?

ここからは炊飯器の蒸気対策ができる便利なグッズを一挙に紹介していきたいと思います。
スライド式の棚
最近のキッチン収納で取り入れる方も増えているのがスライド式の棚です。
これは炊飯器の蒸気対策の中でもかなり定番と言えるでしょう。
炊飯器を前に引き出すことで棚の中に蒸気がこもることを防ぐことができます。
炊飯器を使わない際は、戻すことができるのでスペースも節約できます。
もしこれから家具をそろえようという方はスライド式のものを選ぶと間違いありません。
モイスパネル
モイスというのは聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
私もつい最近知りました。
モイスは蒸気を吸っては乾かす効果のある調湿する効果があります。
炊飯器ラックの天井や壁側に取り付けることで棚がふやけたり壁がはがれるのを防ぎます。
リフォーム業界でも近年注目度が高まっています。
スチームリリースダイバーター
こちらも聞きなれない名前ですが、炊飯器の蒸気口に取り付けることで蒸気を上ではなく横に逃がすという便利グッズです。
デザインがかわいいうえに費用を抑えるメリットがあります。
炊飯器と天井版の距離が近いという方には特におすすめのアイテムになります。
シリコンマット
炊飯器の下に敷くことで湿気や熱のダメージを軽減する定番の保護マットです。
耐熱性もあり、カラフルなデザインが豊富なので選ぶ楽しさもあります。
汚れても水で丸洗いできますし、手入れが簡単にできるというメリットもあります。
炊飯器の蒸気対策は何がある?のまとめ
炊飯器の蒸気対策についてまとめてきました。
小さな問題ですが、蓄積すると大きなダメージとなって表れてくるので厄介ですよね。
- 炊飯器の設置場所、換気場所や蒸気レスに変えるという対策がある
- 珪藻土は手軽で使い勝手がいいが、定期的に干して水分を放出する必要がある。
- 炊飯器の蒸気対策のグッズは多く存在する
意外と簡単にできるかも?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ試していただいて、解決できればうれしいです。
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