オンラインゲームはついつい感情が高ぶってしまい、大声を出してしまって周りに迷惑をかけたりすることもあります。
特に夜中にやってしまう騒音問題になってしまいます。
加害者側になってしまっている人、被害者になっている人両方いるでしょう。
- 夜中のオンラインゲームがうるさい時の対策
- ゲームの叫び声がうるさい隣人への対策
- 夜中のオンラインゲームがうるさい場合の防音グッズ
騒音問題は放置すると、事件に発展する可能性もあるくらいデリケートな問題です。
きちんとした手順を踏んでしっかり解決していきましょう。
夜中のオンラインゲームがうるさい時の対策

自分では気づかないうちに、オンラインゲームで騒音問題の加害者になることもあります。
基本的な対策方法をまずは紹介していきます。
高性能のヘッドセットを使う
一番基本的かつ効果的な対策は、高性能の密閉型ヘッドセットを使用することです。
これによりゲーム音が外に漏れるのを防ぐことができます。
そのうえで相手の声もクリアに聞こえ、自分の声を張り上げる必要もなくなります。
ノイズキャンセリング機能付きなら、ゲームに集中しつつ周囲に迷惑をかけずに済みます。
比較的に手間がかからない方法になります。
プレイするゲームの種類を変える
深夜帯に絶叫系の対戦ゲームやホラーゲームをプレイしていると、どうしても声が大きくなりがちです。
仲間との連携が必要なFPSやバトロワ系などは、つい熱中して大声を出してしまうもの。
そんなときは、落ち着いたソロプレイのRPGやシミュレーション系に切り替えることでましょう。
ボイスチャット不要&声を出す機会を減らせます。時間帯に合わせたゲーム選びも立派な配慮の一つです。
ゲーム自体を禁止するだけではなく夜中にプレイするジャンルを変更するだけです。
これならハードルも低いのではないでしょうか?
通話中の声のボリュームを意識する
オンラインゲーム中は、相手に聞こえやすくしようと無意識に声が大きくなりがちです。
特に深夜は静かな環境なので、普段の声でも意外と響きます。
あえて「囁きボイス」で話すように意識すると、それだけで騒音はグッと軽減されます。
マイクの位置を口元近くにして声を小さくする、という工夫も有効です。
ゲームをプレイ中の相手に「音量どう?」と聞いてみて、適切なトーンを確認するのも良いでしょう。
ゲームの叫び声がうるさい隣人への対策

自分は静かに過ごしたいのに、隣の部屋から聞こえてくる「うおおお!」「やったぁぁぁ!」という叫び声…。
そんな深夜のゲーマーの絶叫にあなたも悩まされていませんか?
ここからは“騒音被害を受けている側”としての対処法を紹介します
耳栓などの防音グッズで自衛する
まずすぐにできるのは、自分の側で対策をとることです。
まずは高性能な耳栓を使えば、かなりの音を軽減できます。
ほかにもホワイトノイズを発生させるアプリや機械で音をかき消すのも有効です。
夜に限らず使えるので、ストレスがたまりにくくなるという意味でも取り入れやすい方法です。
できるだけ早めにストレスを軽減することが、精神衛生を守る上でも大切です
まずはやんわりと伝える
直接会話が可能な場合は、感情的にならずにやんわりとした表現で伝えてみましょう。
「夜になるとゲームの声がちょっと響いてくるみたいで…」といった感じで伝えましょう。
相手も悪気がなく気づいていなかった場合はすぐに改善してくれる可能性があります。
注意するというより、お願いするというスタンスのほうが相手の反応も柔らかくなることが多いです。
ストレスが溜まっているとは思いますが、いきなり喧嘩腰で話すのはNGです。
管理会社や大家に相談する
もし直接のやり取りが難しい、あるいは注意しても改善がない場合もあります。
その場合はマンションやアパートの管理会社、または大家さんに相談してみましょう。
「夜中のゲームの声で眠れない日がある」と具体的に伝えれば、匿名で注意を促してくれるケースもあります。
第三者を挟むことでトラブルになりにくく、円滑に解決することも少なくありません。
自治体に相談する
それでも改善されない、騒音がひどくて生活に支障が出るレベルになった場合は、自治体の生活環境相談窓口に相談しましょう。
市区町村によって対応は異なりますが、生活騒音に関する相談や指導を行っている場合もあります。
夜間の騒音は明確な迷惑行為にあたることもあるため、泣き寝入りせず適切な窓口に頼ることが大切です。
最終手段として法的な対策
どうしても騒音が改善されず、心身に悪影響が出ている場合は、最終手段として法的対応を検討する必要があります。
弁護士を通じて内容証明を送る、簡易調停を申し立てる、最悪の場合は引っ越しを視野に入れることも必要です。
そこまでの状態になる前に、できるだけ段階的に対応していくのが理想ではあります。
しかしこちらが泣き寝入りするだけでは問題は解決できません。
ずっと騒音のストレスに苦しめられることになります。
夜中のオンラインゲームがうるさい場合の防音グッズ

夜中にうるさいオンラインゲームの対策として、便利な防音グッズも活用するとさらに効果的です。
ここでは、自分が原因の場合と、隣人がうるさい場合の2パターンで使えるグッズを紹介します
自分がうるさくしてしまう場合
まずは自分がオンラインゲームでうるさくしてしまう場合の対処法です。
防音シート、パネル
壁に貼るだけで音を吸収してくれる吸音パネルや防音シートは、手軽に始められる防音対策です。
賃貸でも剥がせるタイプの粘着シートなら使えるかもしれませんね。
特にマイクの近くの壁に貼ると、反響音を抑える効果が高まります
防音カーテン
部屋の窓やドアの隙間から音が漏れることが実は多いです。
厚手の防音カーテンを使用するだけでも騒音はかなり軽減されます。
防寒・断熱効果もあるので、冬場などは一石二鳥です。
なるべく天井から床まで覆うタイプを選ぶとより効果的です
簡易防音室
少し予算はかかりますが、自宅に簡易的な防音ブースを設置するという方法もあります。
吸音パネルやフェルト素材を組み合わせた“自作防音ブース”も作れます。
配信や実況をしている人にもおすすめの方法です。
隣人がうるさい場合
高性能耳栓
市販の耳栓の中でも、睡眠用や工事現場対応のものは非常に遮音性が高く、夜間のうるさい環境から自分を守るにはぴったりです。
長時間つけても痛くない柔らかい素材を選ぶのがコツです
ホワイトノイズマシン
自然音や雑音を発生させて騒音をマスキングするホワイトノイズマシンも、睡眠時にはかなり有効です。
スマホアプリでも代用できますが、専用機器の方が音質や連続使用に優れています
ノイズキャンセリングヘッドホン
周囲の騒音を逆位相の音で打ち消すノイズキャンセリングヘッドホンは、ゲームの叫び声などの突発的な音にも効果があります。
作業中や読書、就寝前のリラックスタイムにも重宝されます。
夜中のオンラインゲームがうるさい時の対策!のまとめ
夜中のオンラインゲームがうるさい時の対策についてまとめてきました。
- 自分がうるさい場合はゲームの種類を変えたり声のボリュームを意識する
- 隣人がうるさい場合はまずはやんわりと伝え、ダメなら第三者に相談する
- オンラインゲームの防音グッズは防音シート、ホワイトノイズマシンなどいろいろある
ちょっとした気遣いや工夫で、ストレスのないゲーム環境と近隣関係を保てるよう、できることから取り組んでみてください。
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