義実家への帰省は、普段の生活とは違う緊張感がありますよね。
自宅なら気にせず過ごせることも、義母や義家族がいる中では「これって迷惑じゃないかな」「気づかれたらどうしよう」と不安になるものです。
今回は以下の内容についてまとめていきたいと思います。
- 義実家で生理のときにお風呂に入る場合の対策
- 義実家での生理ごみ対策
- 義実家で生理の際に泊まる場合の対策
義実家は自分の実家と違って何かと気を使うことが多いですよね。
少しの工夫と準備で、不安をぐっと減らして快適に過ごすヒントをお届けします。
義実家で生理の時にお風呂に入る場合の対策

入浴前の準備
まずは入浴前の準備からです。
トイレでナプキンやタンポンを交換
お風呂に入る前に必ずトイレに寄り、ナプキンやタンポンを新しいものに交換しておきましょう。
古いものはその場でしっかり包み、防臭袋に入れて自分で処理するのがベストです。
義実家のゴミ箱に直接入れると「誰が片付けるの?」という気まずさにつながるので、基本は持ち帰るつもりで準備しておくと安心です。
湯船に入るならタンポンか月経カップを装着
湯船に浸かる予定がある場合は、直前にタンポンや月経カップを使うのがおすすめです。
お湯の中では経血が流れにくいとはいえ、出るときに一気に出てしまうことがあるため、この対策があると安心感が違います。
もし慣れていなければ、無理せず最初からシャワーだけにするのも立派な判断です。
入浴グッズをあらかじめかごに入れて持ち込む
義実家では部屋とお風呂を何度も行き来するのは避けたいですよね。
必要なものはあらかじめすべてかごにまとめて持ち込みましょう。
タオル、下着、着替えに加え、入浴後すぐに使えるように新しいナプキンを入れておくと、慌てずに済みます。
入浴中の工夫
次は入浴中にできる工夫です。
湯船につかる時間は短めに
長く湯船に浸かると、どうしても経血の心配が増えます。
温まる程度で切り上げ、短時間で済ませるのが安心です。
数分でも十分リラックスできますし、余計な不安を減らせます。
シャワーで済ませる
「今日は少し体調が優れないので、シャワーだけで大丈夫です」と伝えれば自然に受け入れてもらえます。
湯船を避けることで、汚してしまうリスクもぐっと減り、気持ちも楽になります。
バスマットを汚さないよう注意
お風呂から上がった直後は経血が流れやすいタイミングです。
浴室を出たらすぐにタオルを巻いて体をカバーし、できるだけ早くトイレに向かいましょう。
自分用のタオルを持参すれば、万が一汚れても自分で処理できるので安心です。
入浴後の対応
次は入浴後の対応です。
すぐに新しいナプキンに交換
体が温まると血流が良くなり、経血が一気に流れることもあります。
入浴後はできるだけ早くトイレに寄り、ナプキンを交換するのが安心です。
防臭袋を洗面所に置いておく
洗面所に小さな防臭袋を置いておけば、使用済みナプキンをすぐ処理できます。
周囲に気付かれることなく、自分で完結できるのは大きな安心につながります。
義実家での生理ごみ対策

義実家に泊まるときに一番気を遣うのが、生理用品のゴミをどう処理するかという点です。
自宅なら気にせずゴミ箱に捨てられますが、義実家では「匂いが漏れないか」「義母が片付けるときに見られないか」と考えてしまい、余計な不安を抱えてしまいますよね。
だからこそ、ゴミ対策は事前の準備がとても大切になります。
ゴミ袋の工夫
まずはゴミ袋の工夫から考えていきましょう。
防臭袋を持参
生理用品のゴミは匂いが気になるので、必ず防臭袋を持参しましょう。
ドラッグストアで売っている専用の防臭袋や、ペット用の消臭袋はとても役立ちます。
黒や濃い色の袋なら中身が透けないのでより安心です。
こうした袋はコンパクトで持ち運びも簡単なので、義実家に行くときは必ずカバンに数枚入れておきましょう。
二重にして処理
使用済みナプキンは一度トイレットペーパーでしっかり包んでから防臭袋に入れると、より安心です。
二重にしておけば匂いが外に漏れにくく、袋を開けるときにも嫌な気持ちになりにくいので、自分自身のストレスも軽減されます。
可能であれば持ち帰る
一番安心できるのは、使用済みの生理用品をすべて自宅に持ち帰って処理することです。
1泊や2泊程度なら、まとめて防臭袋に入れて持ち帰るのが無難です。
義母に余計な気を遣わせる必要もありませんし、義実家のゴミ箱を汚さずに済みます。
専用のポーチや巾着を用意しておけば、外から見ても生理用品のゴミだと分かりません。
こうした持ち帰り習慣を作っておくと、義実家で過ごすときの気持ちがぐっと楽になります。
義実家のゴミ箱を使う場合の配慮
次はどうしても義実家のゴミ箱を使わなければいけない場合の配慮です。
防臭袋をしっかり結んで小さくして捨てる
もしどうしても義実家のゴミ箱に捨てざるを得ない場合は、防臭袋の口をしっかり結んで、できるだけ小さくまとめてから捨てるようにしましょう。
こうすれば他のゴミと紛れて目立ちにくくなりますし、匂いも気になりにくくなります。
可能であればトイレや洗面所のゴミ箱を利用する
リビングや台所の共用ゴミ箱に入れてしまうと、片付ける人が嫌な思いをする可能性があります。
そのため、できる限りトイレや洗面所の小さなゴミ箱を利用するのが望ましいです。
場所を選ぶだけでも、義母に与える印象はかなり違いますし、処理のしやすさも変わってきます。
義実家での生理ゴミ対策は、ちょっとした心配りと準備でほとんどの不安を取り除くことができます。
見られないように、匂いを残さないように、自分で完結できる形を整えておくことが、気持ちよく過ごすためのカギになります。
義実家で生理の際に泊まる場合の対策

帰省が日帰りならまだしも、義実家に数日泊まるとなると心配が増えるのが布団や寝具の汚れです。
特に夜は経血量が多く、横漏れや伝い漏れが起きやすいので、汚してしまわないかという不安が頭から離れません。
布団を汚してしまえば義母に迷惑をかけてしまい、気まずい空気になる可能性もあります。
寝具の汚れ防止対策
まずは泊まる際には寝具の汚れ防止対策を徹底することが重要です。
夜用ナプキン、ショーツ、吸水シートを併用
夜用のロングタイプや超吸収タイプのナプキンを選ぶことで、横漏れを防ぎやすくなります。
さらに、生理用ショーツや吸水シートを併用すると、より万全の体制が整います。
重ねて使うことで安心感が増し、ぐっすり眠れる環境が作れるのです。
自分のバスタオルを敷く
万が一漏れてしまった場合に備えて、自分のバスタオルを布団の上に敷いておきましょう。
タオルなら自分で持ち帰って洗濯できるので、義母に気を遣わせる心配がありません。
薄手のバスタオルを数枚用意しておくと、洗い替えにも対応できるので便利です。
小さな防水シートを持参
さらに安心したいなら、赤ちゃん用のおねしょシートや小さめの防水シートを持参するのがおすすめです。
軽くて折りたたみやすいので荷物の負担にもなりません。
敷布団やシーツの上に広げて寝れば、布団を汚すリスクを大幅に減らせます。
義実家で生理でお風呂に入る場合の対策は?のまとめ
この記事での内容をまとめると以下のようになります。
- 入浴時間を短くしたり、生理用品を準備することでお風呂を乗り切る
- 生理のゴミは持ち帰るか、捨てていく場合は防臭袋に入れて目立たないようにする。
- 泊りの際にはバスタオルなどを利用して寝具が汚れないようにする。
義実家での帰省と生理が重なるのは、多くの女性にとって気を遣う出来事です。
お風呂では入浴前の準備や入浴中の工夫、入浴後の素早い対応を意識することで、不安を最小限に抑えることができます。
さらに、宿泊時は寝具の汚れ防止に夜用ナプキンや防水シートを活用すれば、布団を汚す心配も減らせます。
大切なのは「自分で完結できる準備を整えておくこと」です。少しの工夫と心構えで、義実家でも生理中の不安を軽くし、落ち着いた気持ちで過ごすことができます。
コメント