羌瘣と言えばキングダムの人気トップクラスのキャラクターですが、実は政を暗殺しようとしたことがあります。
ご存じの方、覚えている方は意外と少ないかもしれませんね。
今や将軍になり、飛信隊の不動のナンバー2になっている羌瘣にそんな過去があったなんて意外ですよね。
- 羌瘣が政を暗殺しようとしたのはなぜ?
- 政の暗殺の黒幕は?
- 暗殺者襲来編のアニメは?
これらについてまとめていきます。
忘れているようで、結構重要な部分なんですよね。
羌瘣が政を暗殺しようとしたのはなぜ?
今度は羌瘣を色んなイラストにしていこうかな? pic.twitter.com/KGkVqg8V6n
— 竜胆-Rindou-@AI_Art (@Rindou_AIart) August 14, 2025
そもそも羌瘣はなぜ政を暗殺しようとしたのかについて解説していきます。
依頼主が幽連の居場所の情報を持っていたから。
なぜ羌瘣が政の暗殺をしようとしたのかについては実はアニメでも原作でも明らかになっていません。
しかし公式ガイドブックには次のような情報が載っています。
依頼主が羌瘣の仇の居場所を知っていて、その情報を渡す代わりに暗殺計画に加わるように仕向けられた。
ただ実際のところ羌瘣が幽連と対峙するのはかなり先の話です。
途中から羌瘣は政への刺客を倒す側に回ったので、情報はもらっていないでしょう。
なんといういかとってつけた設定感が否めませんが、一応納得できる動機ではあります。
羌瘣自身もそこまで政を暗殺する気はなかったですし。
ところで皆さんご存じだとは思いますが、羌瘣は原作ではすでに将軍に昇格しています。
当然そこまでの地位になれば、論功行賞などの場で羌瘣は政と顔を合わせる機会などもあると思います。
一度暗殺しに行っているわけですが、どんな顔して政に会ったんですかね?
こんなことを考えるのは自分だけでしょうか?
羌瘣の過去について
ここで羌瘣の過去とその仇について少し振り返っておきましょう。
羌瘣は蚩尤と呼ばれる暗殺者一族の生まれで、幼少期から暗殺の技術を叩き込まれてきました。
一族は自分たちの里の外には出ない決まりですが、祭と呼ばれる儀式をクリアしたものだけが外の世界に出ることを許されるという決まりです。
12の部族から2名ずつ24人で殺し合いをして生き残った一人が勝者になるというもの。
当然他者と手を組んだりするのは禁止されていますが、幽連はその決まりを破って他部族と結託して象姉をだまし討ちにして勝利しました。
羌瘣は象姉によって、香で眠らされていて祭には参加できず…
駆けつけた時には時すでに遅く、部族の長に自決を迫られるもブチ切れて羌瘣は里の外にでていくことに。
そりゃそうですよね。
しかし幽連といい、羌礼といい祭で自分の仲間を手にかけてしまった場合は目も当てられない状態になりますからね…
もし羌瘣か象姉がその状態になってしまったら…とおもうとこれはこれでよかったのかもしれません。
政の暗殺の黒幕は?
羌瘣ちゃん / キングダム pic.twitter.com/hw5ySIVLv5
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さてここからはこの暗殺計画の黒幕について紹介していきます。
暗殺計画の黒幕は呂不韋陣営
改めて言う必要もないかもしれませんね。
この暗殺計画の黒幕は呂不韋陣営です。
しかし呂不韋本人はこの計画で政を本気で暗殺しようとは考えていなかったようです。
李斯からこの件について問われた時は「ちょっと大王と遊んでみただけ」とのこと。
なんとも憎たらしいくらいの余裕っぷりですね。
のちに呂不韋が語っていますが「ただ大王を暗殺しても民が納得しない」「国を乗っ取るには、国民全員が騙されるくらいの壮大なからくりが必要」とのこと。
それが後の嫪毐の反乱につながるわけですから、なんとも恐ろしい手腕です。
ちなみに暗殺の黒幕が呂不韋であるのは百も承知でしたが、陣営の力の差がありすぎて処罰できずに終わっています。
暗殺者襲来編のアニメは?
たゆたう羌瘣 pic.twitter.com/EFRolwAIgt
— はらずみ (@dovetami) August 3, 2025
さてここまで政の暗殺未遂事件について語ってきました。
原作は見てないけどアニメは見ている、という人はそもそもそんな話しあったかな?という感じですよね。
暗殺者襲来編はアニメではカットされている。
暗殺者襲来編はアニメではどうなっているかというと、なんとものの見事に全カットされています。
原作では9巻に当たる部分なので、アニメでは第一期目の枠になります。
別途羌瘣の過去について触れている部分はあるものの、羌瘣と信が対決する部分は完全カットです。
おそらくカットされた理由としては以下の2点だと思われます。
- 話の内容があまりに暗すぎる
- 尺の都合でカットせざるを得なかった
というところだと思います。
王宮に暗殺者集団が大挙して押し寄せるというのは確かに何とも言えない部分ですよね。
後は第一期は馬陽の戦いで王騎が李牧に敗れて命を落とすところまでやらないといけません。
原作でいうと16巻までを3クールの範囲内で放送しなければならなかったわけです。
別に羌瘣の過去については触れられてはいるわけなので、王宮でのくだりは無くても大丈夫だと思われたのだと思います。
まあなくてもストーリーの理解はできるといえばできますよね。
個人的にはやってほしかったですけどね。
羌瘣が政を暗殺しようとしたのはなぜ?のまとめ
ここまでキングダムの暗殺者襲来編についてまとめてきました。
- 羌瘣が政を暗殺しようとしたのは幽連の居場所の情報が欲しかったから
- 暗殺計画の黒幕は呂不韋陣営
- 暗殺者襲来編はアニメではすべてカットされている
羌瘣は今は飛信隊として戦場で活躍しているので、暗殺者稼業をすることはもうないでしょう。
しかし本来の蚩尤とはどんなものなのかを知るには、この暗殺者襲来編はいい話ですよね。
アニメだけでこの話を知らないという方もよかったら一度読んでみてください。
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