キングダムの信の黒目が大きくなった?漫画の絵が変わった理由は

アニメ

現在アニメが放送中で何かと話題のキングダム。

コミックス作品の累計が一億部を突破したとのことで日本漫画史上でも指折りの人気作ですよね。

キングダムの主人公である信の黒目が途中から大きくなっているという話がありますが皆さんご存じでしょうか?

  • キングダムの信の黒目が大きくなっている?
  • キングダムの漫画の絵が変わった理由は?

といったことについて解説していきたいと思います。

キングダムの信の黒目は大きくなっている?

結論から言うと主人公の信の黒目は連載の途中から大きくなっています。

明らかに黒目が大きくなっているのがわかります。

キングダムは連載初期は打ち切り寸前だった

キングダムはヤングジャンプに連載した当初作品は人気がなくて打ち切り候補に挙がっていたそうです。

読者アンケートでも最下位を記録するほど不人気だったんだそうです。

当時連載中の作品から人気不足で打ち切りの候補が3作品あったそうなのですが、そのうちの1つに入ってしまっていたそうです。

今の人気からすると考えられないことですよね。

信の黒目を大きくしてからは一躍人気作品に

信の黒目を大きくするという変化を加えてからは、その年のうちに読者アンケートで1位になるほど人気になったようです。

その後2015年にアメトーークでキングダムが紹介されてからより一層人気が出て、現在では単行本1億部を記録するほどに成長しました。

キングダムの信の黒目の画像を紹介

主人公である現在の信と以前の信では黒目がどう違っているのか画像で振り返っていきたいと思います。

こちらは黒目が大きくなる前の信ですね。

まだ幼少期に当たるのもあるかもしれませんが、現在の信に比べると人間的な魅力が薄く感じますね。

こちらは現在の信です。

大人になっている部分もあるので一概に比較はできませんが強い意志力を感じます。

こちらは1巻と4巻の比較の画像になります。

そこまで年齢差がない状態の画像になります。

やはり黒目が大きいことで、主人公の信の魅力が増しているように感じますね。

個人的には黒目以外にも細かい絵の完成度が上がっているように感じます。

キングダムの信の絵が変わった理由は?

キングダムは信の黒目が大きくなったことの効果は実感いただけたと思います。

ここからはそもそもなぜ黒目が大きくなったかについて紹介していきます。

絵が変わった理由は師匠の井上雄彦先生のアドバイス

原作者の原先生は元々スラムダンクの井上雄彦先生の下でアシスタントをしていました。

連載当初人気のない時期に飲み会で井上先生にアドバイスを求めたそうです。

すると簡潔にこのようなアドバイスが返ってきたそうです。

「話は面白い、信の黒目が小さいだけだ」

その時に原先生は自分の漫画に対する姿勢を改めたそうです。

これまでは「話が面白いのになぜ人気がないのか」と悩んでいました。

絵よりもストーリーに重きを置いていることに気付いたそうです。

黒目だけを大きくすると絵の全体のバランスが崩れるので全体的に修正を加えました。

この変化を加えることによって、キングダムは人気がなくて連載打ち切り寸前から大ヒット作になりました。

個人的に感じている部分としては、修正後の信は人間的に強そうです。

逆に言うと黒目が小さい時の信はどこか人間的に弱そうな印象があります。

戦闘力などの話ではなく、内面の魅力がうまく伝わりにくい印象です。

漫画のストーリーも大事ですが、個人的にはキャラクターが好きになれるかどうかが大事だと思っています。

信の絵が変わって魅力的に見えるようになったことで、彼の伝えるメッセージがより読者に響いたのではないでしょうか?

人気作になるには本当にいろんな要素が必要なんだと感じさせられますね。

キングダムの信の黒目が大きくなって絵が変わった?のまとめ

ここまでキングダムの信の黒目について書いてきました。

  • キングダムは連載当初は打ち切り寸前だった
  • キングダムの信の黒目を大きくしたことで人気作になった
  • キングダムの絵が変わった理由は師匠の井上雄彦先生のアドバイス

要点をまとめるとこのような形になります。

私はキングダムが30巻くらいの時に読み始めた人間なので、最初は不人気だったことにびっくりしています。

話が面白くても、絵が微妙に違うだけで読者に響かないのはなかなかシビアな世界ですよね。

プロアスリートが何かのきっかけ一つで一気に伸びることがありますが、それと似ているかもしれませんね。

個人的にはキングダムがまだまだ終わる気配がないので、完結までに何巻かかるか楽しみです。

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