幼稚園の夏休み、子どもは無邪気に「やったー!」と喜んでるけど、その横でため息をつくのは親です。
特に専業主婦のママたちは、毎日子どもと24時間一緒にいることの大変さをじわじわと実感する時期じゃないでしょうか。
- 幼稚園の夏休みの預かり保育は専業主婦でも罪悪感を感じる必要はない
- 夏休みの預かり保育はかわいそうではない
- 幼稚園の夏休みの預かり保育が高いと感じた時の対処法
これらについてまとめていきます。
家事に育児に、自分のことは後回しで気づけばヘトヘト。
そんなときに頭をよぎるのが「預かり保育、使ってみようかな…」という選択肢。
でもその瞬間、むしろ使ってほしいくらいです
幼稚園の夏休みの預かり保育は専業主婦でも罪悪感を感じる必要はない

「私、家にいるのに預けるなんて…」という罪悪感に襲われる人、結構多いんです。
ですがそれは本当に感じる必要あるでしょうか?
はっきり言いますが、専業主婦だって預かり保育を使っていいんです。
子どもにとってもメリットがあるから
預かり保育って、親の都合で子どもを“預ける”ってイメージが強いかもしれません。
実は子ども自身にとってもメリットがいっぱいあります。
園ではお友達と一緒に遊んだり、先生と触れ合ったり、夏休みならではの遊び(プール、制作、イベントなど)を経験できます。
家にいたらテレビばっかりになっちゃうし、ママもずっと相手できるわけじゃない。
だったら、刺激があって楽しい場所で過ごせるほうが、ずっと有意義。
子どもにとっても、“家以外の世界”を知る大切な時間になります
親が心に余裕を持つことは家族全体の幸せにつながるから
これは本当に大事なこと。
夏休みって、朝から晩まで子どもがずーっと家にいるわけで、それだけで疲れます。
しかも毎日ご飯の準備に片付け、洗濯に掃除、お昼寝どころかトイレにもゆっくり行けない…そりゃ余裕なんてなくなりますよね。
でもね、親がしんどい顔してたら、子どもだって感じ取るんです。
「ママ、イライラしてるな」って。だからこそ、数時間でも自分の時間を作って、心をリセットすることが大切。
それが結果的に、家族全体の雰囲気を穏やかにしてくれます。
笑顔のママが家にいるって、子どもにとって一番の安心です
預かり保育は困った人のためだけではないから
よく、「働いてる人が使うものでしょ?」って言われるんですけど、そんな決まりどこにもないです。
預かり保育って、本来は“保護者のニーズに合わせて”利用できる制度。
ママが体を休めたいとか、下の子の通院があるとか、理由なんて人それぞれでいいんです。
大げさな事情がなくても、「今日はちょっと一人でゆっくりしたいな」って思ったなら、それで十分立派な理由。
遠慮せず、堂々と預かり保育を使っていきましょう。
休むことも育児の一部だから
毎日頑張ってると忘れちゃいがちなんですが、ちゃんと休むって、実はすごく大事な育児のひとつです。
常に気を張ってると、いつか爆発します。
感情が溢れて、つい子どもに強く当たってしまった…なんて経験、ありませんか?
そんなときって、「あぁ、預けてでも一人の時間を取っておけばよかった」って後悔するんですよね。
だから、事前に“休む時間”を確保しておくのって、すごく大切です。
体と心に余裕があってこそ、やさしいママでいられるんです
専業主婦でも常に子どもといるべきとは限らない
「家にいるなら、ずっと子どもと一緒にいるべき」っていうのは、もう昔の考え方です。
今は家にいてもオンラインで副業したり、地域活動に参加したり、自分のことに時間を使っているママもたくさんいます。
それに、一緒にいる時間の“長さ”より“質”のほうが大事です。
無理して付きっきりになるより、気持ちに余裕を持って過ごせる時間のほうが、子どもにとっては嬉しいはず
子どもも親離れの練習になるから
預かり保育って、子どもが“親以外の人と過ごす練習”にもなります。
最初は泣いちゃうかもしれないけど、少しずつ慣れてきます。
「今日は○○ちゃんと遊んだよ」「先生とお絵描きしたよ」なんて話してくれるようになります。
これって自立の第一歩なんですよね。
ずっとママと一緒じゃなくても安心できるって、自信にもつながるんです。
だから、「かわいそう」じゃなくて「たくましくなってるなぁ」と見守ってあげるのが正解
夏休みの預かり保育はかわいそうではない

「せっかくの夏休みなのに、また園に行かせるのはかわいそう…」そんなふうに思ってしまう気持ち、わかります。
でも実際は、預かり保育に行くのを楽しみにしてる子も多いんですよ。
お友達と遊べるし、先生もいるし、イベントもあるし。むしろ、毎日家で退屈してるよりイキイキしてます
家ではできない経験ができる
家だとどうしても限られた遊びになっちゃうけど、園では広いスペースや特別な教材、工作の材料なんかも充実してて、刺激たっぷり。
夏ならではのプール遊びやシャボン玉、スイカ割りなんかもできたりして、家じゃ難しい体験ができるのはありがたいですよね
生活リズムが崩れにくい
夏休み中、気を抜くと夜更かし・朝寝坊・お昼寝なしの三重苦。
これ、大人より子どもにとってしんどいんです。
預かり保育に行けば、朝の支度も日中の活動もきちんとリズムがあります。
体調管理もしやすくなるし、長い休み明けにスムーズに戻れるのもメリットです
お友達と過ごす時間が楽しい
家に兄弟がいないと、どうしても大人相手ばかりになりますよね。
でも園に行けば同世代と思いっきり遊べるから、子どもにとっては“社交の場”。
毎回「また○○ちゃんと遊ぶ〜!」って楽しみにしてる子もたくさんいます
園の先生はプロなので安心
子どもが不安そうにしてても、先生たちはその道のプロ。
泣いても抱きしめてくれたり、気をそらしてくれたり、きちんと見守ってくれるので、親が無理に頑張らなくても大丈夫。
「任せられる」ってすごく心強いですよね
一人時間を過ごすより健全
親が忙しいと、子どもに「ちょっと待って」が増えがち。
でも園に行けば、子どもはちゃんと相手をしてもらえるし、遊びにも集中できる。
家で孤独に過ごすより、ずっと健全な時間を過ごせると思います
かわいそうは親側の視点であることも
子どもが「行きたくない」って泣いてたら心が痛むのも当然。
でも、案外園についたらケロッとしてたりしますよね。
「かわいそう」って感じてるのは親のほうで、子どもはもう切り替えて楽しんでるなんてことも。
だからあまり思いつめすぎず、「行っておいで!」と笑顔で送り出して大丈夫です
幼稚園の夏休みの預かり保育が高いと感じた時の対処法

「預けたいけど、費用が地味に痛い…」って思ってる人も多いはず。
実際、週5で利用すると数万円になる園もあって、「これって本当に必要?」と二の足を踏んでしまうのも無理はありません。
そんなときは、少し視点を変えてみましょう
自治体の補助金制度をチェックする
まず最初にやってほしいのが、自治体の補助制度の確認。
3歳〜5歳の子どもなら、保育の無償化制度に該当する可能性もあります。
就労証明が必要な場合もありますが、短時間パートでも対象になることが多いので、役所に問い合わせるだけでも価値ありです
全部の日数を利用せず必要な日だけに絞る
毎日預ける必要はありません。
「この日だけ」「午前中だけ」「週に2回」みたいに、柔軟に利用できる園も多いです。
全部使おうとすると高く感じるけど、ピンポイントで利用すれば、かなり費用は抑えられます
親の時間と照らして天秤にかける
たとえば1日1,000円かかったとしてもそのメリットを考えてみましょう。
その間に家が片付く、銀行や病院に行ける、下の子とゆっくり過ごせる。
そして何より気持ちがスッとするなら、それってお金に換えがたい価値ですよね。
単なる出費ではなく、「心の投資」として考えてみてもいいと思います
一時保育、地域の子育て支援サービスも検討
預かり保育だけじゃなく、一時保育やファミサポ、子育て支援センターなど、地域にはいろんな預け先の選択肢があります。
しかも料金がリーズナブルなことが多いので、「どうしてもこの日だけ預けたい」というときにはかなり頼れます。
市区町村のホームページや子育て支援窓口を活用してみてください。
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