彼女との付き合いのなかで「なんか今日機嫌悪いな」「急に怒り出した」「正直今の彼女うざい」などと感じたことはありませんか?
そのタイミングが生理中だと、男性側としては理解が難しいので戸惑ってしまうのも仕方ないです。
- 生理中の彼女がうざいと感じる理由
- 生理中の彼女への正しい接し方
- 生理中の彼女のイライラを知る方法
これらについて解説していきます。
「うざい」の裏に隠れている彼女の感情をくみ取ってより良い関係を構築していきましょう。
彼女が生理中でうざいと感じる理由

生理に悩む女性はいろいろと難しい状態ですよね。
つい男性側はうざいと感じてしまうこともあるかもしれませんが、女性側の背景を説明していきたいと思います。
情緒不安定になりやすい
生理前後はホルモンバランスが急激に変化する時期です。
それによってどうしても感情のコントロールが難しくなってしまいます。
さっきまでは楽しそうにしていたのに、急に怒り出したり泣き出したりすることもあります。
本人もコントロールできない自分自身に嫌悪感を感じています。
ネガティブな感情でさらに不機嫌になってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
男性視点からすると何も悪いことをしていないのに、急に理不尽に八つ当たりされたと感じる人もいるでしょう。
男性自身は生理の経験がないため「うざい」と感じてしまうこともしばしばでしょう。
体調不良による不機嫌
生理中の女性は感情の起伏だけではなく様々な体調不良も抱えています。
- 頭痛
- 腹痛
- 吐き気
- 倦怠感
- 貧血
このほかにも様々な症状があり、それらが同時に襲ってくることもあります。
このつらさを言い換えるなら、風の引き始めや胃腸炎に似たものです。
その体調不良に加えて仕事や家事などを同時にこなす必要があります。
不機嫌になってしまうのも仕方がないものではあります。
それを考慮せずに「なんか今日は態度悪いな」などど受け取ってしまうと、いらぬトラブルの元です。
ある程度心に余裕をもって見てあげましょう。
ネガティブ思考になりやすい
ホルモンの乱れによってネガティブ思考に襲われ、なかなか抜け出せなくなることもあります。
彼氏の何気ない態度も普段はサラッと流せるものの、妙に気になってしまいます。
そんな彼氏のことを「冷たい」「態度が悪い」と悪い方向にとらえてしまいがちです。
彼女からの連絡が増えたり、逆に連絡がまったくなくなったりと普段と違う行動が目立つようになります。
それに振り回される男性側の気持ちとしては「正直面倒くさい」「うざい」と感じてしまうのです。
彼女が生理中の際の正しい接し方

うざいと感じてしまった時こそ、彼氏としてどうふるまっていくのかが重要になります。
理解を示す言葉を使う
まず大事なのは理解を示す言葉を使っていくことです。
- 「しんどそうだね、無理しないでね。」
- 「今日は家でゆっくりしようか」
- 「何かできることある?」
このような言葉をかけてあげるだけでも、彼女の気持ちはだいぶ楽になります。
身近にいる人が理解を示してくれるかどうかは、非常に重要なポイントになります。
裏を返せば「またかよ」「そのくらい我慢できないの?」という配慮に欠けた言葉は絶対にNGです。
彼女の体調を優先する
生理中は外に出かけたり、長時間家の外で過ごすことがストレスになる人が多いです。
デートの予定を変更して場所や内容を柔軟に変更して彼女の身体に負担がかからないようにしましょう。
暖かいものを食べさせてあげたりするのもよい方法です。
「今日は体調優先しようね」という配慮をするだけでも、彼女の負担はだいぶ変わります。
必要なものがあれば用意する
何必要そうなものがあれば用意してあげると彼女側としてはありがたいです。
- 「薬を買ってこようか?」
- 「暖かい飲み物のむ?」
- 「チョコでも食べる?」
このような気遣いを積極的にしてあげましょう。
生理中の彼女にとっては、外への買い物は億劫になりがちです。
その点を肩代わりしてあげると非常にポイントが高いです。
自分の不調を説明しなくても気づいてくれる存在は非常にありがたいでしょう。
そっとしておく
「今日は連絡ないけど、どうしたのかな?」と感じるときは体調が悪いかもしれません。
その時は返信を無理に催促せずに、「体調が悪かったら返信いらないからね」とメッセージを送ってあげましょう。
そのような配慮をしてあげると彼女の気持ちはかなり楽になります。
何かしらサポートをしてあげるのか、そっとしておくのか答えはいろいろとあります。
これが絶対に正解という方法はないですが、その点はやりながら見つけていきましょう。
彼女が生理中のイライラを知る方法

「なんかめんどくさいな…」と感じた方もいるのではないでしょうか?
男性側としては感覚的に生理がどのようなものか理解はできないですからね。
生理がどのようなものなのかを知ることができれば、自ずとハードルも下がるのではないでしょうか?
生理の基本的な知識を学ぶ
まずは整理に関する基本的な知識を学ぶことからスタートしていきましょう。
ざっと簡潔にまとめるだけでも以下のようになります。
- 月経周期:平均的に28日だが個人差がある。
- 生理周期:3~7日ほど、経血量も痛みも個人差が大きい
- PMS(月経前症候群):生理前に起きる情緒不安定、身体不調の総称
細かく上げていくとキリがありませんが、ざっとこんな感じになります。
「生理がどのくらいの間隔で来るのか?」「体調やメンタルが不安定になるのはなぜなのか?」を理解しましょう。
そうすることで自然と男性側の言動も変化していくでしょう。
生理痛の疑似体験をしてみる
理屈的な部分を座学で学ぶのも大事ですが、感覚的な部分も理解できるとより良いです。
近年では腹部に装着することで生理痛を疑似体験できる機会もあります。
実際にそれを体験した男性は「想像以上にキツイ」「これで生活してるのはすごい」と感じる人も多いようです。
実際に疑似体験できるイベントなどが開催されることもあります。
機会があれば彼女と一緒に参加するのも、関係改善につながるかもしれません。
また最近は企業なども研修として、生理痛を疑似体験するワークショップなどを開催するところもあるようです。
ひょっとしたらすでに体験されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
彼女が生理中でうざいと感じるのはなぜ?のまとめ
生理中の彼女がうざいと感じる理由を中心に解説してきました。
- 生理中の彼女がうざいと感じるのは体調とメンタルが不安定だから
- 生理中の彼女に対しては体調を優先して理解のある言葉を使う
- 生理中の彼女の辛さを知るイベントに参加してみるのもアリ
男性視点から見ると経験がないだけに生理はなんだかよくわからないですよね。
ストレスがかかる要因は多岐にわたり、想像以上に大変なものです。
お互いに歩み寄って、関係改善につなげていきましょう。
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