夏のディズニーはワクワクする反面、暑さ対策も必須です。
日傘は有効な手段ですが、迷惑と思われがちな側面もあります。
- ディズニーで日傘が迷惑と思われる理由
- ディズニーで日傘をさしていい理由
- ディズニーで日傘は折りたたみじゃないものは迷惑?
これらについてまとめていきたいと思います。
日傘も周りに配慮してただし扱えれば「持ってきてよかった」と思えるはずです。
ディズニーで日傘が迷惑と思われる理由

混雑時に他人と接触しやすい
ディズニーリゾートは、季節を問わず多くの人でにぎわう場所です。
特に土日祝日や夏休み、連休中などは、パーク内はとても混雑した状態です。
- アトラクションの待機列
- 食事時間のレストランの前
- 人気のアトラクションの周辺など
こういった場所で日傘を使うのは厳禁です。
こんな場所で日傘をさしていると、どうしても他のゲストと接触しやすくなります。
たとえば、自分では気づかないうちに傘の先が後ろの人の肩や顔に当たっていたということも。
特に小さな子どもや車椅子の方にとっては、視界や安全面での不安が増してしまいます。
「邪魔」「危ない」と思われてしまうのは、こうした状況が積み重なっているからなんですね。
視界を遮るためパレードやショーの妨げに
ディズニーで見逃せないのが、パレードやキャッスル前のショー。
でもこのとき、日傘をさしたまま観覧していると、後ろにいる人の視界を完全にふさいでしまいます。
前方の人が日傘を開いているせいでキャラクターがまったく見えない、写真に傘の骨だけ写ってしまった、なんて苦情はよくあります。
キャストも観覧エリアでは「傘は閉じてください」と案内してされることが多いです。
それでも自分の判断で閉じないといけない場面もあります。
特に開演ギリギリで人が集まってくる場面では、日傘をさしていることで「空気読めてない人」と思われてしまう可能性もあるので注意が必要です。
安全上日傘がさせない場所がある
パーク内では、日傘が物理的に使えない場所もあります。
屋内アトラクションの待機列では天井が低く、壁との距離も近いため、傘を広げるスペースがそもそもありません。
また、狭い通路やショップ内でも日傘をさしていると通行の妨げになります。
キャストから「傘はおしまいください」と注意を受けることもあります。
こうした場面では、たとえ日差しが強くても傘をさすわけにはいかないのが現実です。
つまり、日傘はパーク全体で常に使えるわけではないという点を覚えておきましょう。
マナーを守らないと印象が悪い
日傘そのものが悪いわけではありません。
問題なのは、それを「周囲に配慮せずに使っていること」です。
混雑しているのに傘を広げっぱなし、後ろの人に気を使わない、狭い通路で堂々と傘をさしている…
そんな様子を見たら、周りの人は不快に思ってしまいます。
特にSNS時代の今、「迷惑な日傘マナー」として写真や動画を撮られてしまうリスクもゼロではありません。
楽しい思い出を台無しにしないためにも、「自分さえよければOK」ではなく、まわりの人への思いやりを忘れずにいたいですね。
ディズニーで日傘をさしていい理由

公式に禁止されていない
まず最初にお伝えしておきたいのは、ディズニーでは日傘の使用自体は禁止されていないということ。
公式サイトやパークの利用規約を見ても、日傘の持ち込みや使用を制限する文言はありません。
むしろ熱中症対策としては推奨されています。
もちろん、使用の際にはマナーやTPOが求められますが、持っていくこと自体はまったく問題なし。
実際、晴れた日のパークでは多くのゲストが日傘を使っているのも目にします。
禁止されていない以上、必要な場面で正しく使えば、それは立派な暑さ対策アイテムになるのです。
熱中症対策として有効
真夏のディズニーは、想像以上に過酷です。
炎天下の中を何時間も歩き回ることになるため、日陰がない場所では体力がどんどん削られていきます。
特にアスファルトの照り返しが強いエリアでは、実際の気温よりも体感温度が高くなり、熱中症の危険性も増します。
そんな中で日傘をさすことで、直射日光を遮り、体の温度上昇を和らげることができます。
特に子ども連れや高齢の家族と一緒の場合は、健康面を守るという意味でも非常に効果的なアイテムです。
実際に販売もされている
ディズニーでは、パーク内のショップでも日傘(晴雨兼用傘)が販売されています。
たとえば、ダッフィーやミニー、アリスなど人気キャラクターをモチーフにした日傘があります。
お土産としても人気が高く、晴れの日の実用アイテムとしても愛用されています。
これはつまり、「日傘をパークで使うことを前提にデザイン・販売している」とも言えますよね。
販売されているということは、使うこと自体は想定されているということ。
上手に使いこなせば、便利かつかわいいパークアイテムとして活躍してくれます。
ディズニーの日傘は折りたたみじゃないものは迷惑?

禁止ではないがうまく使わないと迷惑になることも
日傘といってもいろんな種類がありますよね。
折り畳みタイプ、小ぶりなもの、大きめで頑丈な長傘タイプなど。
中でも「折り畳みじゃない日傘(いわゆる長傘)」は、ちょっと注意が必要です。
禁止されてはいませんが、使い方を間違えると、周囲にとってはかなり迷惑な存在になってしまうことがあります。
サイズが大きく、接触リスクが高い
長傘タイプは半径も広くて骨組みもしっかりしている分、混雑しているエリアでは人に当たるリスクが高まります。
特に小さなお子さん連れの家族やベビーカーを押している人にとっては、傘の先が怖い存在になってしまうことも。
自分の快適さだけを考えているように見えると、まわりから冷たい視線を浴びてしまう可能性もあるので注意が必要です。
閉じてもかさばり、荷物になる
折り畳み傘なら、不要なときはバッグにしまえるのでスマートに使えます。
でも、長傘タイプはたたんでも長くてかさばるし、持ち運びに不便。
レストランやアトラクションでは置き場所に困ったり、他のゲストの通路をふさいでしまうこともあります。
結果的に「迷惑な荷物」になってしまうことも。
自分が思っている以上に邪魔になっているかもしれません。
この辺りは一度注意してみましょう。
アトラクションに乗る際は邪魔になる
アトラクションに乗るとき、荷物を膝の上や足元に置くように指示される場面があります。
その際、長傘は意外と収まりが悪く、置き場所に困ることが多いです。
安全バーや他の荷物と干渉してしまい、キャストに預けることになることも。
せっかくのワクワクタイムに「あれ?この傘どこに置こう?」とバタバタしてしまっては、テンションも少し下がってしまいますよね。
ディズニーで日傘は迷惑と思われる?のまとめ
ディズニーでの日傘についてまとめてきました。
- ディズニーでの日傘は注意しないと迷惑に思われる
- ディズニーで日傘をさすこと自体は悪いことではなく、暑さ対策として有効
- 折りたたみ出ない日傘は邪魔になったり周囲の迷惑になることがある。
ディズニーで日傘を使うことは決して悪いことではありません。
公式に禁止されているわけでもなく、実際にパーク内で販売されているアイテムでもあります。
しかし自分の体を守るための日傘が、周囲の人の快適さを損ねてしまっては本末転倒です。
正しい使い方で楽しくディズニーを過ごしていきましょう。
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