夏になるとテレビやSNSでは花火大会の話題が増え、浴衣姿で彼氏と手をつないで歩くカップルの姿に心が踊りますよね。
勇気を出して彼氏を花火大会に誘ってみたものの行ってくれない人もいるでしょう。
- 彼氏が花火大会に行ってくれない理由
- 彼氏を花火大会にうまく誘う方法
- 彼氏と花火大会に行くときの服装
こちらの3つを深掘りしていきたいと思います。
断る理由は、単にあなたに興味がないとか、関係が冷めているからというわけではなく、もっとシンプルで現実的な要因があることが多いんです。
彼氏が花火大会に行ってくれない理由

人混みが苦手、疲れるのが嫌
花火大会といえば、何万人という人出が当たり前の大イベント。
駅から人混みに揉まれながら歩き、シートを敷く場所を探し、ようやく場所を確保しても暑さと湿気と騒がしさ…。
その後は帰りの大渋滞。そんな流れを想像しただけで気が重くなる人も少なくありません。
特に人混みが苦手なタイプの彼氏なら、「楽しい」よりも「しんどい」が勝ってしまうのは当然。
普段静かな環境を好む人や、週末はリラックスしたい人にとっては、花火大会はむしろストレス源になってしまうこともあります。
暑さや虫が嫌い
真夏の夜、しかも人が多い場所では体感温度も湿度も最高潮。
さらに河川敷や公園の草むらでは蚊や虫も多く、快適とは言い難い環境です。
女性は浴衣に日傘、扇子や虫よけスプレーなどでそれなりに楽しめるかもしれません。
しかし男性はそのあたりの対策に無頓着なことも多く、「汗だくで蚊に刺されて何が楽しいの?」と内心感じている人もいます。
体質的に暑さに弱かったり、虫に敏感だったりする場合は、イベントそのものが苦行になってしまうことも。
ロマンチックなイベントが苦手
花火大会は非日常でロマンチックな雰囲気が魅力。
でも実はこの「いかにもデートっぽいムード」が苦手な男性も多いのです。
浴衣で並んで歩く、写真を撮る、花火を見ながら静かに語り合う…。
そんな雰囲気に対して、「照れくさい」「キザすぎて気が引ける」と感じているかもしれません。
特に普段クールだったり、あまり感情表現をしないタイプの彼なら、花火大会という“イベント感の強い時間”に気後れしてしまうのは無理もないのです。
金銭的な負担が気になる
意外と見落としがちなのが、花火大会にかかる出費。
交通費、屋台での飲食、もし有料席を取るならチケット代、浴衣のレンタルやクリーニング代など。
なんだかんだで数千円〜一万円以上が飛んでいきます。
デートにお金をかけるのが当然と思っている彼女に対して、彼氏は「最近出費が多くて節約したい…」と感じているかもしれません。
でもそれをストレートに言うと格好悪いと思って、代わりに「行く気がない」という態度で断っていることもあります。
仕事や疲れがたまっていて気力がない
社会人にとって、土日や夏の夜は貴重な休息時間。
特に繁忙期や連勤続きで疲れていると、「夜から混雑の中に突っ込む体力がない」と思ってしまいます。
花火大会は楽しい反面、体力と気力がある程度必要です。
恋人と過ごす時間よりも、身体を休めることを優先したいと感じるタイミングにぶつかってしまっただけかもしれません。
過去に行ったことがあってすでに行った気でいる
すでに何度も花火大会に行った経験がある彼にとっては、「花火=新鮮さがないもの」と感じていることも。
「一度見ればもういいかな」「同じようなものだし、別にまた行かなくてもいいよね」というテンション。
あなたのワクワク感とは少し温度差が出てしまっている可能性があります。
彼氏を花火大会にうまく誘う方法

断られても諦めるのは早いかもしれません。
彼が行きたくない理由を理解した上で、そのハードルを一つずつ下げていけば、思った以上にすんなりOKがもらえることも。
ここからは、実際にどう誘えばいいかを具体的に考えていきましょう。
事前に障害になりそうなものを排除する
まずは「面倒」「疲れる」「お金かかる」といったネガティブ要素を、先にこちらがつぶしておくのがベストです。
人混みが嫌いなら穴場スポットを提案
都心部の大きな会場より、郊外の河川敷やローカルなイベント、住宅街の裏道からチラッと見えるスポットなどを提案してみましょう。
「人混みを避けて、少し離れたところから静かに見ようよ」と言われると、気が楽になります。
お弁当などを持参して出費がないようにする
「屋台で何か買おうよ」ではなく、「私、おにぎりとか簡単に作っていこうかな」といった一言で彼の経済的な不安はかなり和らぎます。
飲み物も持参すれば、屋台に行かなくても十分楽しいピクニック気分が味わえます。
混雑状況や場所取りや荷物などは準備しておく
「場所は私が調べとくね」「何時に出れば混まないかも」など、あらかじめ段取りを整えましょう。
彼はただついてくるだけでOKになります。
こうした下準備があると、「なら行ってみようかな」と気持ちも前向きに変わる可能性が高まります。
適切なタイミングで誘う
どんなに準備しても、誘うタイミングが悪ければ台無しです。
彼がイライラしていたり、疲れているときに「花火行こ!」と元気よく言われても、逆効果になることも。
彼がリラックスしている時間帯
お風呂上がり、休日の午後、食後など、彼が気持ち的にも物理的にも余裕のあるタイミングを狙いましょう。
ふとした会話の中で軽く話題を出すのがコツです。
予定が空いているとわかっている日
スケジュールに余裕がある日に、「この日なんもないって言ってたよね?花火あるみたいなんだけど、ちょっと見に行かない?」と聞きましょう。
彼氏が断る確率が減るでしょう。
SNSやテレビで花火の話題が自然に出た時
テレビで特集をやっていたり、SNSで「今年の花火大会すごいらしい!」といった投稿がバズっているときは絶好のチャンス。
「これ見た?楽しそうじゃない?」と興味を引き出せれば、自然に「じゃあ行ってみる?」という流れを作れます。
彼氏と花火大会に行くときの服装

無事に誘いが成功したら、次に考えたいのが服装です。
ただ「かわいく見せたい」だけじゃなく、夏の暑さ・長時間の外出・人混みなどの現実的な条件も考慮しながら選びましょう。
浴衣スタイル
やっぱり夏の花火デートといえば浴衣。
彼氏からも「いつもと雰囲気違ってかわいい!」と好感度アップ間違いなしです。
ただし、着崩れや下駄の疲労は大敵。
履き慣れた草履やサンダルを持参したり、ヘアスタイルは汗で崩れにくいまとめ髪にしておくのが安心。
扇子やハンディファン、虫よけスプレーもお忘れなく。
ワンピーススタイル
「浴衣はちょっと大変そう…」という人には、涼しげなワンピースがぴったり。
風になびく素材や、夏らしい淡いカラーを選べば、女性らしさも出しつつラクに過ごせます。
足元は歩きやすいぺたんこサンダルやスニーカーで調整を。
汗対策にハンカチや制汗シートもバッグに忍ばせておくと◎。
カジュアルスタイル
とにかく動きやすさ重視!という人もいるでしょう。
ショートパンツにフリルトップス、ワイドパンツにノースリーブなど、カジュアルだけど手抜きに見えない組み合わせが最適。
花火大会では地面に座ったり、長時間歩いたりすることも多いので、機動力のある服装は一番ストレスが少ないかもしれません。
小物やアクセサリーで“ちょっと特別感”を加えると、普段着感が薄れてよりデート向きになります。
彼氏が花火大会に行ってくれない理由!のまとめ
彼氏が花火大会に行ってくれないと寂しいし、なんだか距離を感じてしまうこともありますよね。でも、それには彼なりの理由がちゃんとあって、ちょっとした工夫で乗り越えられることも多いんです。「彼は行ってくれない人」ではなく、「どうすれば彼と楽しめるか」を考えて、今年の夏こそ一緒に花火を見上げて素敵な思い出を作ってみてくださいね。きっと、あなたのほんの少しの工夫と気配りが、彼の心を動かす一歩になるはずです。
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